茶道を習うと、手順、ものの置く位置など
時と空間をより深く考えるようになります。
英語では、時と場所を表す上で
もっとも重要なのは「前置詞」です。
日本人にはないイメージ、感覚もあり
面白い発見ができます。
今回は茶道を通して前置詞「off」を学びましょう!
前置詞「off」の基本イメージは「分離」です。
あるところから離れていくイメージです。
「on」とは対照的ですね。
① flowers fall off 〜
花びらが散る
…begin to fall off the cherry tree
桜から散り始める
桜の下での野点もいいですね!
② off duty
義務から離れる日=休み
I am off duty today.
今日は休みです。
I am off liquor.
私はお酒をやめているんです。
お休みの日は美味しい和菓子と一服で♪
③ Keep off the alcove
床の間には立ち入るべからず!
keep off=離れた状態でいなさい=立入禁止
否定文で禁止なら
Don’t enter.となりますが、この場合は部屋など
空間に入るなという意味になります。
床の間はお花やお軸を飾るところです。
座ってはいけませんね。
床の間についての英語レッスンはこちらです
英語で茶道:床の間
④ get the lid off the pot
壺の蓋を取る
lid=蓋
お水差しの蓋を取る
get the lid off the Mizusashi
英語で茶道:水差
get the lid off the Kama
お釜の蓋を取る(時々とっても熱いので注意!)
offの意味はスイッチオン、オフの「消す」というイメージが強いですが、「離れる」というイメージを持つことで語彙力が広がります。