茶道では様々な道具を使います。
名称やその使用目的も多種多様ですね。
一つずつ主要な道具を見ていきましょう。
Let’s explain tools for tea ceremony in English!
今回は、お茶会に持っていく「持ち物」です。持ち物はbelongings(ビロンギングズ)所有するものと言います。基本アイテムはこちらです♪
扇子=fan(ファン)お点前の最初と最後のご挨拶に使う大切なアイテムの一つです。
あくまでも挨拶をするためのものなので仰いだりしてはいけません。
帛紗=silk cloth(シルククロス)
絹の布と訳します。江戸千家では雪輪文様が入っています。丁寧にたたんで、棗や茶杓をふきふきしましょう。
古帛紗=square of classic-patterned fabric
(スクエアオブクラシックパターンドファブリック)
古典的な繊維模様の四角い布です。流派により異なりますが、江戸千家ではお茶をお客様に運び出す時に使います。
楊枝=sweet pick(スウィートピック)
お菓子によっては楊枝で小分けにしながら食べます。突き刺してしまうのはマナー違反です。もちろん、歯をシーシーしてもいけません。
お懐紙=a packet of paper
(アパケットブペーパー)
1つの和紙の束と説明します。
「懐中」とは胸内にしまうことでこれは英語圏文化にはありません。
懐中時計=pocket watch (ポケットに入れます)
懐中電灯=torch、flashlight
となり、「懐(ふところ)」に関係のない表現です。よって着物の「懐は」
The inside of the breast of the kimono
(ザインサイドブダブレストブザキモノ)と言えます。
よって懐紙の定義はこうなります。
a packet of paper which is kept tucked
inside the breast of the kimono
(懐にしまわれている紙の束)
kept tucked=しまわれている
説明する時には毎度説明するのは面倒なので
Take out this packet of paper
from inside of the breast of the kimono.
Next, take a sheet of paper
and place the wagashi on it…
と一度説明したらあとはもう「紙」と言えばいいですね。
お菓子をいただく瞬間がお茶会でまず一番楽しみな時です。季節の和菓子は美しくて優しい味!その後に渋いお抹茶をいただきましょう。でも花より団子にならないように精進しないといけませんね。
(なかなか難しいんです・・これが。)