茶道では様々な道具を使います。
名称やその使用目的も多種多様ですね。
一つずつ主要な道具を見ていきましょう。
Let’s explain tools for tea ceremony in English!
今回は、お湯や水を汲む茶道の代表的道具
「柄杓」(ひしゃく)です。
英語でなんと説明するでしょう?
柄杓は英語でladleまたはdipperと言います。
ladle(ラドル)の方が一般的なようです。dipper(ディッパー)は古い言い方で、
The Big Dipper=北斗七星
を思い浮かべるそうですね。
柄杓の部位にはそれぞれ名称があります。
①合(ごう)=お湯をくむ入れ物の部分です。
②柄(え)=手で持つ部分です。真ん中に節があります。
③切りどめ=柄の先の部分です。
風炉と炉では、この切り口が異なります。
柄杓の持ち方はコツがいります。茶碗に湯を入れる、釜から湯を汲むなどもっとも見せ場になる作法だと言えるでしょう。柄杓をすっと目の前で持つと身が引き締まります。茶道は精神修行なんだとつくづく思います。
(たまには真面目に・・・しずしずと)