茶道を習うと、手順、ものの置く位置など
時と空間をより深く考えるようになります。
英語では、時と場所を表す上で
もっとも重要なのは「前置詞」です。
日本人にはないイメージ、感覚もあり
面白い発見ができます。
今回は茶道を通して前置詞「through」を学びましょう!
前置詞 throughの基本イメージは、「通り抜ける」です。
スルーしちゃった、などと日本語にも取り入れられますね。
それでは様々な表現を見ていきましょう。
① Electric current runs through me!
電流が体を走り抜けた
(お抹茶を初めて飲んだら意外と美味しかった!?)
run through=〜を通って走り抜ける
よく、ビビビッとくる。ピンとくる。という言い方をします。
英語では以下のような表現があります。
I feel chemistry beteween you and me.
(あなたと私の間には化学反応を感じる=運命を感じる)
ring a bell
(ピンときた)
② There is a tea house through the tunnel.
トンネルを抜けた先に庵がある。
トンネルの先に視線をやると何か見えるというように
throughを使って目線を表現することもできます。
There is a cool guy through the binoculars. (binocular=双眼鏡)
双眼鏡の向こうにイケメンくんがいる♡ともいえます。
③ Cherry blossoms petals come through the window.
桜の花びらが窓から入ってきた。
トンネルなど筒状通り抜けるだけでなはく、窓を通り抜けるなどという時にも使えます。
桜が満開になりあっという間に散っていきそうですね。
野点をしたら暑いくらいの気温です。
桜吹雪、葉桜と桜の楽しみ方は様々ありますね。
もちろん花見酒はマストです
④ Thuesday through Thursday/ rain through morning
火曜から木曜までずっと、朝からずっと
from Thuesday to Thursdayも同じ意味ですが
throughを使うことで、火曜から木曜まで首尾貫徹としてず〜っと
という協調になります。
火曜から木曜までぶっ通しでお稽古をしたら
相当のダイエット効果があるのではないかと思います。
それほど消耗するでしょう。
⑤ I am halfway through this book.
この本の半分のところまで読み終えました。
go through=経験するという熟語にもなるように、
〜をこなす、〜し終えるという意味もあります。
なので、この本を最初から読んで半分のところまでは読み終えた。
という意味になります。
茶道の教本はありますが、読んでいるとついつい夢の中へ・・・
実際に習う方がはるかに身につきます。(それでもなかなか難しいですが)
習うより慣れろ!という師匠の言葉が身にしみます。
今日から新生活、新学期が始まった方も多いでしょう。
花見もそろそろ終焉でしょうか。
身を引き締めて4月をスタートさせたいですね。
Good sake with my friends gets me through the day!
親しい人と盃を乾かせると思えば、一日も頑張れそうですね!
(S get 人 through the day=Sが私を一日切り抜けさせてくれる)