長谷川町子作・サザエさん。
日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。
原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、
必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。
祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ
未来の日本を想像したくなりました。
サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。
今回は「修繕」です。
傘の置き忘れ・・・本当によくあります。
一体、これまで何本の傘を置き去りにしてきてしまったのでしょう。
サザエさんもうっかり置き忘れ。
Sazae-san carelessly left her umbrella at the post office.
carelessly=不注意にも
leave =置いてくる
うっかり約束をすっぽかしてしまった!というときはこう言います。
The appointment totally slipped my mind!
slip=滑る
mind=心
すっぽかしたという意味にぴったりな単語ですね。
傘の修繕屋 : Umbrella repair Shop
さて、英語ではこの「修理(する)」という表現がいくつかあります。
・fix(フィックス)
・repair(リペア)
・mend(マインド)
などです。
これらの違いを見ていきましょう。
< fix >
問題のあるものを修復する。という意味です。物や人間関係も含まれます。
一般的にはrepairよりも素人が修理する、簡単に直すという意味があり日常会話でよく使われます。
< mend >
これも「修理する、修繕する」という意味ですが、少し堅苦しい印象の言葉です。
似たような言葉にamendとありますが、これは「修正する」で法律改正などに用いられる言葉です。
<repair>
修理するという意味ですが、主にエンジニアなどの専門家による修理を意味します。
なので、車が調子が悪いときは、I will have my car repaired by an engineer.
(車を修理してもらおう)というと自然ですね。
傘の修理やさんもプロなので、repair を用います。
実際、アメリカの車修理工場は
Auto Repair Shop や Auto Repair & Service と言います。
ビニル傘の質がものすごく向上しましたね。
侮れません。大事に使いましょう♪
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