├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.19:ひとつ屋根の下

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

 

 

今回は「ひとつ屋根の下」です。

ひとつ屋根の下=living under the same roof

 

 

父は売れっ子芸能人・息子は受験生。

 

 

さて「芸能人」は日本語でタレントさんといいますが

talentは「天性の才能」という意味なのでこれは和製英語です。

 

英語では様々な呼び方があります。

 

celebrity=有名人

commedian=お笑い芸人

actor=俳優

movie star=映画俳優

entertainer=楽しませる人

 

などです。

ちなみに売れっ子は「successful」や「hot」をつけて

表現します。

 

一方、「受験生」というのは日本文化が生んだ独自の表現です。

英語で説明するならば、

 

entrance exam candidate=入学試験候補者

perspective student=見込みの学生(つまり入学を予定している学生)

preparatory student for exam=試験準備中の学生

 

などと説明できます。

 

 

同じ家族でも職業もステータスも様々です。

それでもひとつ屋根の下に暮らしています。

それが「家族」ってものなのでしょう。

夫婦も然り。

 

 

 

 

 

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