├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.27:先生

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

 

今回は「先生」です。

 

 

この「先生」という言葉。

日本の社会をうまく表していると感じます。

先生と呼ばれる人は一体どんな人でしょう?

 

 

1. Teachers

A person who help others to acquire knowledge and techniques.

(知識や技術の習得を助けてくれる、そのすべを教授してくれる人)

 

一般的にはschool teacherのことです。

英語圏では

〇〇先生、とは言わずにMr. / Ms.と呼びます。教授ならProfessor.~

ですね。

 

親しくなれば名前で呼ぶこともありますが、

それを好まない先生もいるので安易に呼ばないようにしましょう。

 

2. Instructor/coach

インストラクターは指導員という意味で主にスポーツなどの技術を教える人を言います。彼らは先生、またはコーチと呼ばれますね。

 

 

3. Tutor(トューター)

塾などでアドバイスや指導する人はtutorといます。

tueriというラテン語の「見守る」から転じた言葉です。

勉強を補佐する、監督する人という意味で使われますね。

 

いわゆる塾(cram school)の先生です。

 

 

日本には他にも先生と呼ばれる人たちがいます。

いわゆる専門知識や技術を持つ特定のプロフェッショナルたちです。

 

・弁護士(lawyer, attorney)

・医者(doctor)

・建築家(architect)

 

また 政治家(politician)も「先生」と呼ぶことがあります。

日本独特ですね。

 

英語では先生とは言わずに役職で呼びます。

 

大統領=President …

上院議員=Senator

知事=Governor…

市長=Mayer…

 

 

「先生」とはその人の社会的地位を認め

敬意を表して呼べるとても便利な日本語だと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

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