体の部位を使った慣用句は世界にたくさんあります。
日本語においても目、口、鼻、顔、手足などなど体のあらゆる
部位を使って気持ちを伝えます。
歯が立たない、開いた口が塞がらない、鼻が利く、などなど
絶妙に日本人の感情を伝える表現ばかりです。
英語では一体なんていうのでしょう?
本シリーズは「足」にフォーカスを当てていきます。
テレビドラマでこんな台詞を聞きませんか?
「現場に残された指紋から、足がついたんだ!」
「足がつく」とは?
足がつくとは、犯人までの手がかりを掴む。犯行が露見することを意味します。
その由来は「足跡がつく」からです。
例えば「さかなが盗まれた!犯人は野良猫だ!」
なぜかといえば足跡が点々とくっきり残っていたからです。
英語では
be traced of criminalと表現できます。
足跡をたどられる=足がつく
The problem is traced to the failure.
問題はその失敗に端を発する。
という場合にも使えます。
「足がついた」はドラマの世界だけで聞きたいですね。
—–