妖怪は日本の民間信仰から生まれた存在。
怪奇な現象を起こして人間を怖がらせます。
でもどこかチャーミングで
むしろ人間より人間らしいところも。
水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」は
日本へ、社会へ、世界へとメッセージがいっぱいです。
日本独自の妖怪について学びつつ
英語も勉強しちゃいましょう♪
今回は「屏風のぞき」です。
屏風のぞきはその名前の通り、屏風があると
覗き込んできて、じ〜っと寝ている人の顔を眺めているという
妖怪です。
予防の仕方は一つ、屏風を使わないことだそう。
なんとなく屏風があると覗かれているような、
人影があるような、という人間の恐怖心から
生まれた妖怪のようです。
屏風=folding screenと言います。
つまりは折りたたみ式の仕切りということです。
「こっそりのぞく」はpeekと言います。
take a peek at the answer=答えをのぞきみする。
という表現もあります。
No peeking.というとダメダメみちゃダメ。
みちゃいやん。という意味に。
サプライズをしたくて目隠しするときにも
使います。
この妖怪は
folding screen peekerというのかな。
覗き見はあまりいい趣味とは言えません。
でもついそうしてしまうことがあるのは
人間の性なのでしょうか。
そんな人の欲を皮肉った妖怪とも言えましょう。
—–