サラリーマンがもりもりご飯を食べるだけ。そのシンプルさがクセになる、飯テロドラマ「孤独のグルメ」井の頭五郎さんに惚れてしまう人も多いのではないでしょうか?原作者久住さんは無類のビール好き。下戸の五郎さんとは対照的でこれもまた魅力です。
食べる喜び・幸せを教えてくれるこのドラマ。日本食文化の真髄を見せてくれます。
今回は中野区沼袋にて。
腹ペコ五郎さんは、「飢る噛む!スタミナ一番!」の看板に釘付けです。
「焼肉平和苑」へ入店です。メニューの選定も慎重に。そして選んだのが・・・
<三角>=肩の部分 <丸>=太ももあたり そしてこちらの名物の一つ♪
<わさびカルビ>
カルビは焼肉の代表格です。これを七輪で焼く!脂が滴ってけむりもくもく最高ですね。カルビ=short rib, beef ribと言います。
し・ち・り・ん
この言葉を聞くだけで、ビールが欲しくなります。七厘とは食べ物を焼くのに十分な炭の量のことだそうです。七輪=a small charcoal grill(チャーコール)小さな炭焼き器と言います。
五郎さんが訪れたお店では独特の食べ方があります。それが「わさび」=Japanese horseradish 自分で擦って食べるわさびは香りも芳醇で美味しいことでしょう。
このお店の店主は焼き方にもこだわりあり。ジュージュー一枚ずつ焼くのではなく、一気に七輪の上に乗せて蒸し焼き状態にする。そうするとお肉はやわらか〜くなりそうです。
<卵かけご飯 with 塩納豆>
そしておかわりご飯は店主の勧めで卵かけご飯。甘味のあるまろやかな卵かけご飯に、タレをまとった焼肉を乗せて・・・最高なことこの上なし。卵かけご飯=A raw egg on rice
raw(ロウ)は生のという意味です。生魚もraw fishと言いますね。最後のお米一粒までを完食し大満足の五郎さん。帰りは銭湯によっていくか・・・と。
ビールなしでもここまで楽しめる五郎さんが羨ましくもあり、でもやっぱり・・ビールは欲しい。