海外のメディアサイトには面白いネタが満載です。
恋愛、時事、教育などなど日本人でも共感するところが多くあります。
人類みな同じ星に生まれたのね〜と納得のいくものばかり。
今回は傑作を生むのも納得、奇妙だけどどこか愛嬌のある有名作家の習慣です。
ますます作品を魅力的にしますね。
” Strange habits of famous writiers”
1. Virginia Woolf
イギリスの女性小説家。
代表作:
「ダロウェイ夫人」Mrs. Dalloway (1925年)
「波」The Waves (1931)
「自分一人の部屋」A Room of One’s Own (1929)
1feet=30センチ
evaluate=評価する
allow 人 to do=人が〜するのを許す
quirk=奇妙な行動
spark=刺激する
outdo=負ける
ヴァージニアウルフは毎朝2時間半ほど執筆していました。(それだけ?とお思いでしょうか)
彼女は高さ3.5feet(105センチ)ほどの高さで表面に少し傾きのある机を使っていました。
この机によって彼女は自分の作品を近くからも遠くからも眺めることができたのです。(立地ながら書いていたそうです。)
この行動はたったまま絵を描く妹のヴァネッサに対するヴァージニアのライバル心によるものでした。ヴァージニアは絶対に負けたくない!という負けん気根性を持っていました。
2. Franz Kafka
チェコ出身のドイツ語作家
代表作:
「変身」Die Verwandlung(1912年)
boost=押し上げる
exhausted =ヘトヘトになる
promote=昇進させる
responsibility=責任
フランツカフカは自分の創造性を掻き立てるために過激な方法をとりました。
彼は自分自身を疲労困憊状態にしたのです。まず、12時間シフトの労働をこなして
昇進しました。また運動したり、家族との時間を過ごすなど全てをこなして
執筆を始めるのは午後11時を回った頃だったそうです。しかも6時に起きるというから
驚きですね。
3. Edgar Allan Poe
アメリカの小説家
代表作:
「モルグ街の殺人」The Murders in the Rue Morgue
「アッシャー家の崩壊」The Fall of the House of Usher(1839年)
エドガーアランポーは大変なペット好きな作家の一人です。しかし、彼の場合は群を抜いていました。彼は猫のカトリーナを大変愛し、自分の分身、守り神のような存在だったようです。不思議なことに、カトリーナはポーが亡くなった二週間後に死んだと言われています。
4. Agatha Christie
イギリスの小説家
代表作:
「牧師館の殺人」The Murder at the Vicarage
「オリエント急行の殺人」Murder on the Orient Express
nonetheless=それにもかかわらず
アガサクリスティーは自身のインスピレーションに火をつけるためリンゴを使っていたそうです。それが意外と普通の用い方でした。でもやっぱりちょっぴり変なのはいうまでもなく。
彼女は入浴中にリンゴを食べるのが好きだったようです。しかも殺人事件の写真をじっくりと眺めながら。
5. Lewin Carroll
代表作:
「不思議の国のアリス」Alice’s Adventures in Wonderland
ヴァージニアウルフが立って机に向かっていたのと同様に、ルイスキャロルも
その習慣があり、しかも彼は紫色のインクを好んで使っていたそうです。
オックスフォードで数学の教師として働いている時に、キャロルは学生の添削に紫色のインクを使っていました。その習慣を小説を書く際にも続けていたようです。
大作家と呼ばれる人たちの行動は一見、不思議、奇妙と思われますが、彼らなりのルールに則って、ペースを乱さずに生活していたのでしょう。大作を生む環境は、かえってシンプル、なんでもないルーティンなのかもしれません。
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