英語圏と日本の文化の違いは様々でありやっぱり日本はいいなあと思うことも多々あるけれどアメリカの文化でこれはすごいなあ。いいなあ。と思うことがありました。
それは、見ず知らずの人に対して賞賛できる文化があること。素直に思いを伝えられることです。
アメリカと言っても広いので一概に言えないし断定できないかもしれないけれども、いい体験をしたのでシェアしようと思います。
アメリカで近所の大型スーパーに行った時のこと、私は真冬だったのでダウンコートを着たままカートを押していました。どんなチップスを買おうかと眺めていたら全く知らないふくよかなマダムが
I like your coat. Looks nice! あなたのコートいいわねー！好きよ！！と褒めてくれたのです。
えっ、そうですか・・・と突然のことに狼狽える私に、そのおばさんはWhere did you get it?どこで買ったの？いいわね〜と続ける。
私はThanks. I got this at マル・・・と言いかけたけれど、マルイを知るはずはない・・・。 I got this in Japan.と言い直して笑うとおばさんもニコ。そして立ち去りました。
日本のスーパーではまずありえないことでしょう。むしろ他人の持ち物などについて突然褒めたらびっくりされちゃうだろうと思います。変人扱いされてもおかしくないですね。その後も、何事もなかったようにおばさんは買い物を続け私もお気に入りのポテチを見つけてカゴに入れ、レジを済ませました。帰り道、自然と鼻歌が出他のを覚えています。なんだか嬉しかったのを思い出します。
そのマダムにとっては、なんでもない挨拶程度のことかもしれないけれど褒められるっていいな〜。純粋にいいね！って言えるのいいな〜。と思いました。
初めてアメリカ生活で幸せを感じたエピソードの一つです。
