群馬県民であるならば、寝ぼけていようが
酔っ払っていようが、インフルで寝込んでいようが
上の句を聞くと反応してしまう・・・
それが「上毛かるた」です。
ご当地かるたは全国に多々あるものの
ここまで県民の記憶に深く根付いたかるたは
珍しいでしょう。
大会があれば勝利奪取は県民の名誉にかけて命がけ。
優勝したらオリンピック金メダルに匹敵する英雄になれます。
本シリーズはそんな上毛かるたを世界へ!
(という気持ちで)英語版に創作したものです。
今回は「う」ですね。
「碓氷峠の関所跡」
(うすいとうげのせきしょあと)です。
碓氷峠は群馬県安中市松井田町坂本と長野県北佐久郡軽井沢町の境にある峠です。
江戸時代は関東と信濃や北陸を結ぶ峠になり、江戸の側には関所が設けられました。
碓氷峠=Usui Pass
英語で峠はpassと言います。
なんだかsuicaのような名前ですね。
さて、関所は英語でいうと
・checkpoint
・toll gate
と表せますが、checkpointは軍事的な雰囲気があるので
厳しいと聞く箱根の関所はchecking pointと表していますね。
でもちょっぴり風情を出して!?
toll gate=「通行料を集める門」がより良いのではないかと考えます。
関所跡の「跡」も様々な表現があります。
例えば、
・site
・remain
・ruin
と言います。
site=何かが昔建てられていた「場所」を表します。
remains=「現存する」昔の建物など
ruin=「壊れた」昔の建物、廃墟
とそれぞれに意味を持っています。
「碓氷峠の関所跡」を英訳すると・・・
The old “Toll Gate” site
at Usi Pass
安中市では「安政遠足(侍マラソン)」が行われたり
「碓氷関所まつり」が開催されて八木節等で賑わうそうです。
桜の季節が美しいようなので行ってみようかな〜
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