群馬県民であるならば、寝ぼけていようが酔っ払っていようが、
財布を落として呆然としていようが上の句を聞くとつい反応してしまう・・・
それが「上毛かるた」です。
ご当地かるたは全国に多々あるもののここまで県民の記憶に深く根付いたかるたは
珍しいのではないでしょうか。
大会があれば勝利奪取は県民としてのプライドをかけて命がけ。
優勝したらオリンピック金メダル、サッカー日本代表選手並みに英雄になれます。
(県内ではね)
本シリーズはそんな上毛かるたを世界の人々に知ってもらいたい!
群馬の魅力を日本を超えて知らせたい!
という気持ちを込めてお送りします。
今回は「け」です。
かるた「け」=県都前橋生糸の街
(Kento Maebashi Itono machi)
横浜港が開港した後、前橋の生糸商人が大活躍したそうです。
前橋藩は養蚕業のために機械開発に乗り出します。
前橋には赤レンガ倉庫が所々に残り、
養蚕業が盛んであったことを物語っています。
実際、子供の頃に蚕の糸を煮ている独特の匂いが街に漂っていたこともありますね。
今は世界遺産になっている富岡製糸場のちょっと前に
製糸工場が前橋にできていたという事実もあります。
では英語で言ってみましょう!
Maebashi,
The capital city of Gunma prefecture
A beautiful silk town
capital city=首都、県都
silk town=絹の街
というと詩的な表現になります。
水と緑と詩のまち。
前橋は夏はめちゃめちゃ暑く、冬は空っ風でめちゃめちゃ寒いですが、
文化的にも歴史的にも奥深い住みやすさ満点、かかあ天下が多いのも
納得のまちです。
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