誰もが「故郷の言葉」を持っています。
そう方言です。
「方言」を話すことは
生まれた土地に対する郷土愛の表れであり、
先祖からの伝えてきたものを守ることにもなります。
家族や同郷の仲良しさんと話す時は
心地よく方言を話しますね。
一体感、共感を得るためです。
しかしフォーマルな場面では
標準語(もどき)を用い極力方言は避けるのも
一般的です。
つまりどんな人も時と場に応じて言葉を使い分ける
bilingual(バイリンガル)ニカ国語話者と言えます。
せっかくなのでちょっと trilingual(トリリンガル)
三ヶ国語話者になってみませんか?
第二弾
コードスイッチングに挑戦しましょう!
次の群馬弁を「標準日本語」と「英語」に直してください。
1、フレッセイにあるっていったんさ、でね・・・
2、これおっかけてるんね。
3、まっと食べりい。
4、えんとしてくださ〜い。
5、まーず、よいじゃーねー
答え
1、フレッセイにあるっていったんさー、でね・・・
フレッセイに歩いて行ったのですが、その時ですね、
I went to a supermarket, Fressay and then…
フレッセイ=都内ピーコック風のスーパーマーケット
時に成城石井風のランクアップしたバージョンもあります。
あるって=歩いて
さ=語尾に「さー」とつけるのが群馬弁の特徴です。
2、これおっかけてるんね。
これ、欠けて/割れていますね。
This has a chip in the edge.
This is chipped.
おっかく=割る、折る
おっかけてる=割れている
歯がおっかけた!などと言います。
るん=いる
chip=割れ、欠け
broken/chipped=割れてしまった、欠けてしまった
3、まっと食べりい。
もっと食べなさい。
Eat more!
Have some more!
まっと=もっと
食べりい=食べなさい。
4、えんとしてくださ〜い。
座ってください。しゃがんでください。
Please sit down.
えんと=座るという赤ちゃん言葉です。
大人には使いません。
5、まーず、よいじゃーねー
なんとも容易なことではありませんね。
This is not easy/simple at all.
It’s going to be tough.
まーず=とても、なんとも
よいじゃーない=容易ではない・大変だ
こうしてみるとやはり祖父母は群馬弁マスターです。
えんとして食べり〜なんて躾けられたものです。
声が耳に残ります。
英語の方言も人種、地域によって様々です。
バリエーションを知るのも英語学習が楽しくなります♪
みしみて勉強してみませんか?
みしみて=seriously、本気で・真面目に
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