茶道では様々な道具を使います。
名称やその使用目的も多種多様ですね。
一つずつ主要な道具を見ていきましょう。
Let’s explain tools for tea ceremony in English!
今回は、これがなければお茶はない!「炭」(すみ)です。「お」をつけて「お炭」と呼んでいます。炭には様々な種類があります。
ね!簡単に言えば丸いのや太いの、細いのや割れたのをうまく組み合わせて火を起こしやすくします。「お炭点前」という作法通りに組み合わせると、見事によく火が起こるんですよ。茶道は合理的だな〜と感動します。
さて炭は英語でcharcoal(チャーコール)です。また炭が燃え尽きると灰ができます。灰はash(アッシュ)ですね。様々な形を英語で言ってみましょう!
円柱=cylinder(シリンダー)、column(コラム)
理科の実験メスシリンダーを思い出しますね。
太い=thick(シック)
発音はthなので舌を軽く挟みます。
sickの発音にならないように注意!
細い=thin(シン)
同じくthの発音で♪
円柱型を半分に切ったもの、
半円柱=semicylindrical(セミシリンドリカル)です。
日本人ならかまぼこ型の方がわかりやすいですね。
丸い炭を「ぎっちょ」と呼びます。これは毬杖(ぎっちょう)という平安時代に行われたゲートボールのようなゲームで用いた毬から由来しています。使われた毬を毬打(ぎっちょう)と呼んだそうです。
枝炭は真っ白で軽い枝です。火が起こりやすい成分が塗料されています。数本を火箸で一度に掴むのは技が要ります。様々な炭の種類に目をキョロキョロさせてしまいますね。でもどの形も大きさも火を起こすのに最適なものだそうです。
炭職人さんも減ってきたとか・・・。無駄遣いせず、大切に使おうと思わされます。
炭といっていつもいつも↓のような光景を思い出しているわけではありません。