妖怪は日本の民間信仰から生まれた存在。
怪奇な現象を起こして人間を怖がらせます。
でもどこかチャーミングで
むしろ人間より人間らしいところも。
水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」は
日本へ、社会へ、世界へとメッセージがいっぱいです。
日本独自の妖怪について学びつつ
英語も勉強しちゃいましょう♪
今回は「朧車」です。
朧車とは牛車の妖怪です。
平安時代、物見見物のために貴族が場所取りのために使ったのが
牛車。どこをとった取らないの怨念がこの妖怪を産んだそうです。
「場所取り」の怨念とは・・・・笑。
花見、運動会、TDLのパレードなど時代を超えても人間は変わらないのでしょう。
朧(おぼろ)という理由はこの顔の部分が薄くぼやけているからだとか。
曖昧に見えるからこそ、恐ろしいのでしょうか。
朧とはぼんやりした様を表します。
朧月夜
おぼろげに覚えている…
などと言いますね。
輪郭がはっきりしないでも存在感バッチリ。
という日本独特の表現でしょう。
おぼろ車= a blurred/ fuzzy oxcart
とでも言えるでしょうか。
曖昧なとは色々な表現がありますね。
vague / obscureを使う表現が曖昧という意味になります。
おぼろ・・・というと思いつくのは
おぼろどうふです。
風情のある言い方ですね。
英語ではfreshy homemade tofuと表現できるでしょう。
やはり日本語力で美味しさアップ!?
おぼろというだけでなんだかミステリアスで
惹きつけられる!?
と思うのは私だけでしょうか。
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