いろはかるたは東京・京都など地域によって変化があるそうな。
英語で言ってみたらどうなるでしょう。
ここは東京!ってことで江戸編いろはかるたでお送りします。
いろはかるたの「か」は一体なんでしょう?
「かったいのかさうらみ」と言います。
これではなんだかわからないという方もいるでしょう。
これはジョークにならない深刻なお話です。
かったいとは「癩」と書き、ハンセン病のことです。
かさとは、「かさぶた」「皮膚病、梅毒」を意味しています。
leprosy, Hansen’s disease=ハンセン病
syphilis(シフィリス)=梅毒
つまりこれは、
かったいの人は、皮膚病の人を羨む。という直訳で
大きな違いはないのに、少しでも優れていたり良いことを
うらやましいと思うことを言います。
たとえとしては、あまりにも・・なので
使われることはあまりありません。
同様の意味として、
目くそ鼻くそを笑う、
どんぐりの背比べ、五十歩百歩などがあります。
英語では
Six of one, half a dozen of the other
one~, the other=一方は・・・でもう一方は・・・
なので、
母への言い訳:
「私はは6個食べたけど、お父さんなんて半ダースも食べたよ!」
でもん?
おんなじでしょ( ̄へ  ̄ 凸と怒られる感じです。
他にも、
The pot calling the kettle black.
鍋(pot) はやかん (kettle)を黒いと言って笑う。
でもヤカン、君も黒いよ。という感じです。
でも・・どんぐり同士背比べができたり
目〇〇、鼻〇〇を笑い合えるのは幸せなことかもしれませんね。
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