いろはかるたは東京・京都など地域によって
変化があるそうな。
英語で言ってみたらどうなるでしょう。
ここは東京!ってことで
江戸編いろはかるたでお送りします。
いろはかるたの「ゐ」は一体なんでしょう?
それはあまり聞きませんが
「芋の煮えたも御存知ない」です。
They don’t know whether potatoes are cooked.
(デイドンノーウェザーポテイトーズアークック)
と言います。
Theyとは誰のことかって?
お育ちの良い坊ちゃん、お嬢ちゃんのことです。
つまり常識がない、未熟者だといった皮肉ですね。
英語にぴったりな表現は見つかりませんでしたが
「青二才」「未熟者」のことを英語では
次のように表現します。
He is still green.
(ヒーズスティルグリーン)
緑は爽やかで良さそうですけどね。
He is still wet behind the ears.
(ヒーズスティルウェットビハイドイアズ)
まだ耳の後ろが濡れている。
これは母親が子供に「ちゃんと耳の後ろ洗いなさいよ」
と世話を焼くことからきています。
きちんとできない子=未熟者ということですね。
He is still just a kid.
(ヒズスティルジャストアキッ)
justを入れることで「ただの」と強調した表現になります。
では「御曹司」は?
rich kid
ま、普通。
He is from a rich family.
良い家系にお育ちで。
from well-off family
well-offは裕福なという意味です。
ではでは「箱入り娘」は?
She is a sheltered girl.
(シーズアシェルタードガール)
隔離された少女!
守れてそう・・・大丈夫かな。
と心配にすらなります。
She had lived a sheltered life.
彼女は箱入り娘だった。
しかし本当にお嬢様・ぼっちゃまは
お芋が煮えたのも御存知ないのでしょうか。
いや中には
「お~ほっほっほっほっほっほっほっ」
お芋なんて多少生でも食べられてよ。」
という根性!?(いや強がり?)のあるお嬢様も
いるやもしれません。
あるいは案外お芋の煮方も御存知かもしれませんね。
今や世の中シェルターの必要性を感じてますし。
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