Joy to the World
もろびとこぞりて(人々が集まって)
19世紀に作られた歌で、聞くだけで
教会の荘厳な雰囲気を感じる
ザ・クリスマスソングです。
ゴスペルを聞くと、
なんともクリスマスらしい気分になりますね。
小さい頃、歌っていても意味は不明。
マハリークマハーリタ・・・に似たものかと
思っていました。
大人になった今こそ、じっくり見てみましょう♪
<1>
Joy to the world, the Lord is come!
(ジョイトューザワールド、ダロードイズカム!)
Let earth receive her King;
(レッアースレシーブハーキング)
Let every heart prepare Him room
(レッエヴリハートプリペアヒムルーム)
the lord=主君、王様に用いる敬称です。
この場合は降臨したイエスキリストを意味します。
世界に喜びを!主がいらっしゃった。
Let + O + 原形動詞=~させる
大地はherをよく用います
地に主を受け止めさせよう!
(主を歓迎しよう!)
同様に・・・
みんなの心に彼を置くスペースを作ろう!
(みんなの心に神を抱こう!)
And heaven and nature sing
(エンヘブンエンネイチャーシング)
And heaven and nature sing
(エンヘブンエンネイチャーシング)
And heave, and heaven and nature sing.
(エンヘブンエンヘブン、エンネイチャーシング)
天地よ歌え!歌え~~~~~!!
ところで日本語では
「モーロビトーコゾーリーテー」
モロゾフ?なに?お菓子?
いえ、これは諸々の人々
色々な人がたくさん集まって(イエス様をお迎えしよう)
という意味だったのです
「シュワッキッマッセーリー!」
「シュワシュワキマセリー」
シュワキマセリっていうチョコとかありそう。
いえ、これは主(神)がいらっしゃった。
という意味でした
さて、二番目もますますクリスチャンっぽくなります。
<2>
Joy to the earth, the Savior reigns!
ジョイテューダアース、ダセイバーレインズ
Let men their songs employ;
レッメンデアソングズエンプロイ
The Savior=救世主・キリスト
Reign=統治する
この地に喜びを!イエス様が統治なさいます。
人々に歌を歌わせよう!(歌いましょう!)
While fields and floods, rocks, hills and plains
オワイルフィールズエンフラッズ、ロックス、ヒルズエンプレインズ
Repeat the sounding joy
リピートダサウンディングジョイ
陸海、岩、丘、草原の間に、
響く喜びを絶え間なく!
Flood=洪水という意味が
今では一般的ですが、
古英語でfields and floodsと表現すると
「陸海」を意味するようです。
Repeat the sounding joy
リピートダサウンディングジョイ
Repeat, repeat, the sounding joy
リピート、リピートダサウンディングジョイ
喜びの歌を響かせ続けよーーーーーーう!
大地が歌ったら、今度は人々も歌いましょう!
神様には「歌うこと」で歓迎を表すのですね。
<3>
No more let sins and sorrows grow,
ノーモアレッシンズエンサロウズグロウ
Nor thorns infest the ground;
ノアソーンズインフェストダグラウンド
sin=罪
sorrow=悲しみ
thorn=棘
infest=はびこる
これ以上の悲しみや罪の苦しみがありませんように。
どんな棘も地面にはびこりませんように。
He comes to make His blessings flow
ヒーカムズテュメイクヒズブレッシングフロウ
Far as the curse is found,
ファーアズダカースイズファウンド
Far as the curse is found
ファーアズダカースイズファウンド
Far as, far as, the curse is found
ファーアズファーアズダカースイズファウンド
make O(目的語)原形動詞=O
「彼の恩恵を流れさせる」
=神からの祝福が広がりますように。
curse=呪い、災い
As far as S+V=SがVする限り
忌まわしいことが見つかる限り
神様の恩恵で綺麗さっぱりしてもらおう!
というわけですね。
<4>
He rules the world with truth and grace,
ヘールールズダワールドウィズテュルースエンドグレイス
And makes the nations prove
エンメイクスダネイションズプルーヴ
The glories of His righteousness,
ダグローリーズオブヒズライテオウスネス
rule=支配する
grace=神の愛、恩寵
glories=栄光
righteousness=正しさ、正義
彼(神)は真実と恩寵をもって世界を統治する。
そして人々に証明する。
その正義の栄光を!
And wonders of his love,
エンワンダーオブヒズラブ
And wonders of his love,
エンワンダーオブヒズラブ
And wonders, wonders, of His love
エンワンダーズ、ワンダーズ、オブヒズラブ
wonders=不思議なこと、奇跡
神の奇跡を〜〜〜
と歌う神様を思いっきり讃えた歓喜に満ちた歌です。
ふう〜、聴けば聞くほど重厚な感じがしますね。
宗教や文化は様々ありますが、
この歌の豪華さはきっとクリスマスの夜に聞けば
なんとなくその奥深さがわかるはずです!
Merry Christmas
と言いたくなる歌の1つですね。
—–