├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.30 へそくり

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

 

今回は「へそくり」です。

 

お母さんのへそくり。

 

などとよく言いますが、へそくりは「綜麻繰り」

と言い、麻糸を巻きつけた糸巻きのことで

それを作る作業のことを言います。

 

つまり夫の稼ぎだけではと妻が内職で

糸巻きを作りいざという時のために貯めていたものを

へそくり金と呼ぶそうです。

 

さすがお母さん。

自分のためではなく家族のためにとこっそり貯めていた

お金なのです。

 

 

英語では

nest eggsという表現があります。

巣の中の卵のように大事に守られているというイメージですね。

お母さんが貯めるとまさにぴったりな表現です。

 

わかりやすい言い方では

secret savingsと言えます。

どちらも貯蓄という意味です。

 

 

皆さんもおうちのどこかにnest eggsがあるでしょうか。

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