├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.33 お坊さんの説法

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

今回は「お坊さんの説法」です。

 

 

 

お坊さんの説法は

sermon  / preaching

と言います。

 

The priest is preaching a sermon.

 

その僧侶は説法している。

 

とも使用します。

これは牧師の説教も同様です。

 

徳の高いお坊さまの説法は心に沁みるものです。

徳が高いとは

virtuous=美徳の

a virtuous priestと言います。

 

 

おまわりさんはお坊さんにどんな説法を受けたのか気になります。

 

 

ところで、

「釈迦に説法」という諺がありますが、

その道に精通した人に色々説明するのは愚かな行為だという意味ですね。

 

 

英語では面白い表現があります。

 

Don’t teach fishes to swim.

 

魚に泳ぎを教えるなんてね。

 

Don’t try to teach your grandmother to suck eggs.

 
suckは吸い出すという意味です。
おばあちゃんに卵の吸い出し方を教えるなんて愚かだ。
となります。
 
日英諺は面白いですね。
 
私は説法というと
第32作 男はつらいよ「口笛を吹く寅次郎」

あらすじはこちら)

 

をついつい思い出してしまいます。

徳が高いというのは知識だけではないようですね。

深いな。

 

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