長谷川町子作・サザエさん。
日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。
原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、
必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。
祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ
未来の日本を想像したくなりました。
サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。
今回は「家庭的な人」です。
今ではクッキング男子はモテる要素の一つですが
この時代は「男たるもの台所に立つべからず」空気があったのでしょう。
イクメン風のマスオさんも意外と亭主関白です。
時代の流れか、カツオは調理実習を楽しんでいます。
さて、
どんなタイプの女性が好き?と聞くと
「料理が上手で家庭的な女性がいいな〜」という男性いまだに多くいます。
この家庭的は訳すとhomelyとなりますが
She is a homely type of person.
というと
家庭的な人だと直訳できますが、特筆するべき点がないので
とりあえず言うと言うニュアンスもあり、またそんなに美人でもないけど…
と言うニュアンスを含むことがあるので注意が必要です。
家事がよくできる。と言うなら
She is good at housekeeping.
She is good at cooking.と言うようにストレートに言う方がいいですね。
ま、男女問わず家事も料理もできた方がいいわけで。
イクメンを訳すとa man/a father who enjoys raising a child.
=「子育てを楽しむ男性」という不思議な英語になります。
カツオ的男子が増えれば
こんな不自然な表現がなくなってくる社会になるのかな
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