├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.7:家庭的な人

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

今回は「家庭的な人」です。

 

 

今ではクッキング男子はモテる要素の一つですが

この時代は「男たるもの台所に立つべからず」空気があったのでしょう。

 

イクメン風のマスオさんも意外と亭主関白です。

時代の流れか、カツオは調理実習を楽しんでいます。

 

さて、

どんなタイプの女性が好き?と聞くと

「料理が上手で家庭的な女性がいいな〜」という男性いまだに多くいます。

 

この家庭的は訳すとhomelyとなりますが

She is a homely type of person.

 

というと

家庭的な人だと直訳できますが、特筆するべき点がないので

とりあえず言うと言うニュアンスもあり、またそんなに美人でもないけど…

と言うニュアンスを含むことがあるので注意が必要です。

 

家事がよくできる。と言うなら

She is good at housekeeping.

She is good at cooking.と言うようにストレートに言う方がいいですね。

 

 

ま、男女問わず家事も料理もできた方がいいわけで。

イクメンを訳すとa man/a father who enjoys raising a child.

=「子育てを楽しむ男性」という不思議な英語になります。

 

カツオ的男子が増えれば

こんな不自然な表現がなくなってくる社会になるのかな真顔

 

 

 

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