妖怪は日本の民間信仰から生まれた存在。
怪奇な現象を起こして人間を怖がらせます。
でもどこかチャーミングで
むしろ人間より人間らしいところも。
水木しげる氏の「ゲゲゲの鬼太郎」は
日本へ、社会へ、世界へとメッセージがいっぱいです。
日本独自の妖怪について学びつつ
英語も勉強しちゃいましょう♪
今回は「狐の嫁入り」です。
お天気雨が降ると、狐の嫁入りのだと言われたものです。
提灯火がゆらゆらと無数に揺らめくような光景を山の中で
みたらそれは狐の嫁入りだと言い伝えられています。
地域によって狐の嫁入りを見てしまう条件は異なり、
また嫁入りではなく葬式であると伝えられているところもあります。
お天気なのになぜか雨が降っていてまるで狐に化かされているようだ、
それにあの光はなんだろう?きっと狐の嫁入りだと感じた祖先の人々は
なんと風流だったのかと感動してしまいます。
英語では、The Fox’s Weddingと言います。
お天気雨は sunshowerですね。
狐の嫁入りといえば、黒澤明監督映画「夢」は有名です。
その一つに、狐の嫁入りがありますが
美しくちょっぴり怖い印象的なシーンです。
When the sun is shiening in the rain,
it is said that foxes have their weddings.
こっそり見たいよな見たくないような。
お天気雨が降ったらご用心。
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