童謡・唱歌。
幼い頃よく歌い、歌ってもらいました。
歌詞は忘れてしまってもメロディーが懐かしい。
でもなんとなく口ずさめてしまう。
童謡は日本人の心に染み込んだ歌の一つです。
懐かしい思いを抱きつつ、
新しい何かを得られたら素敵ですね。
さあ童話・唱歌から英語表現を学んでみましょう。
夏の終わりの夕暮れに見かけるとんぼ。
秋を感じますね。
「とんぼのめがね」
1949年のNHK「幼児の時間」というラジオで放送された唄。
作曲者:平井康三郎
作詞家:額賀誠志(福島県のお医者様だったそう)
「とんぼ」は dragonfly(ドラゴンフライ)と言います。
< 1 >
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから
Dragonflies wear a pair of blue glasses.
You know why?
Because they are flying in the blue sky.
Yes, they are.
メガネはレンズが二つあるので a pair of~=一対のと表現します。
< 2 >
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから
Dragonflies wear a pair of shiny glasses.
You know why?
Because they look at the sun in the sky.
Yes, they do.
< 3 >
とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼け雲を
とんだから とんだから
Dragonflies wear a pair of red glasses.
You know why?
Because they are flying in sunset clouds.
Yes, they are.
夕焼け=sunset
夕焼け雲=sunset clouds
夕焼けにとんぼはまさに秋。
風情満点の景色ですよね。
トンボは日本人に郷愁を思わせる奥深い生き物です。
「とんぼ返り」「とんぼ結び」などの表現があるのも
文化に根付いている証拠でしょうか。
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