昭和を代表する名画と言えば「男はつらいよ」ですね。主人公寅さんの破天荒ぶりに親戚も近所もみんな翻弄されてそれでもその粋な振る舞いとユーモア溢れる言葉のセンスで多くの人を魅了します。
男はつらいよ= What is a guy to do in a world like this?
文字通りに言えば 「It is hard to live as a guy.」ですね。
右も見ても左を見てもなかなかそんな男性はいないでしょう。言葉は荒くても懐でかい。そんな昭和の日本男児「寅さん」の恋愛指南いかがでしょうか。寅さんだから言える説得力のあるこのセリフ。
If a man gets dumped,
he should just walk away without saying anything.
- get dumped=ふられた、ふられてしまった
- walk away=その場を去る
- without saying anything=何も言わずに
dumpはダンプカーのダンプです。ぽいっと捨てる、という意味です。
She dumped him last month. と言えば彼女は彼を振った。となります。
They broke up last month. と言えば彼らは別れた。となります。
あきらめる勇気を持とう。ただ黙って去る潔さが大事だ。なるほど。恋愛だけではなく何事にも当てはまります。くよくよしても仕方ない、明日は誰にでもやってきます。そう考えれば、肩の力が抜けて案外うまくいくこともあるかもしれませんね。