「流行語」を見るとその年の世相がわかります。
スポーツに大興奮し、
災害からの復興、増税、平成から令和へ。
2019年の日本流行語大賞はこちら。
オリコンニュースより
これを見ただけで去年の出来事が思い起こせますね。
さて、それでは英語版はどうでしょう。
youth-speak(若者言葉)についてはこちらから。
英語にもある!流行語大賞とは?:2019年にバズった言葉1−1
英語にもある!流行語大賞とは?:2019年にバズった言葉1−2
残りの半分までをいっきに解説しましょう!
・Voldemorting
ハリポッターに出てくる恐ろしい魔法使いヴォルデモート由来の言葉です。
口にすることも恐ろしいので誰も言わないことから来ています。
「あの人」「名を呼んではいけない人」と訳されますね。
voldemotingするとは、名前を言わずにその人物であるとわからせる表現です。
わかる人にはわかるけど、検索エンジンには乗りづらい表現として
SNSで使用されます。 Facebookをfaceblue、twitterをbirdsiteと表現するのと同様です。
・begpacker
いわゆるヒッチハイクする人。
金銭を持たずに道にたって物乞いをしながら故郷よりも
より貧しい国を旅して歩く白人を指す。
故意に財布を盗まれた、トラブルにあったといって
他人の情に訴えて施しを受けることからタイやインドネシアでは
通報され強制送還される事態にまでなっている。
節約度もほどほどにということだ。
・- washing
実際はそうでもないのに、もっともらしくいう表現。
よく言われるのが、greenwashing。
簡単に言えば「環境問題パフォーマー」
森林を守ろう。地球を守ろう!とかいいながら
プライベートジェットで世界を飛び回るような人。
かな?
他にも
sharewashing=シェアすることで利益が上がると人を騙すビジネス
wokewashing=企業が社会的正義(男女・人種平等など)を市場戦略に利用すること。
mathwashing=虚偽や自分に都合の良いことを数字やデータを用いて無理やり証明しすること。
・plogging
ジョギング中にゴミ拾いを楽しむこと。
plockaというスウェーデン語の拾い上げる
とjoggingを混ぜた造語です。
・STEAM
STEAM=
sicence
technology
engineering
art
math
の教育アプローチが大事!
だそうです。
・upsum
summaryのこと。簡単なまとめ、総括。
sum upを名詞化した表現。
新聞やジャーナルなどでも何気なく使われている表現が多々ありますね。
-washはなかなか面白い、皮肉をいうのも頭を使いますw