茶道の楽しみはお茶会だけではありません。
茶事 (formal tea gathering)という楽しみ方があります。
懐石料理付きの正式なおもてなしのことで
薄茶、濃茶、お菓子のフルコースが楽しめます♪
といってもその所要時間はなんとおよそ4時間！楽しい一方、体力も必要です。初座・中立ち（休憩）・後座から成り、初座では炭手前、懐石・菓子があります。
今回は茶懐石第３弾「八寸」「香の物」です。
八寸（はっすん）はお盆の名称です。
一辺が八寸（24センチ）の杉の盆で
その上に盛り付けた料理そのものを八寸と呼びます。
二品ほど盆の上に料理が並べられ
海のもの、山のものとそれぞれがまとまって
盛り付けられます。
Seafood and moutain vagetables on a tray
と説明できるでしょうか。いわゆるおかずです。そして香の物は季節に応じた漬物がのります。
こういうのが一口あると嬉しいんですよね♪
漬物はpickles（ピクルス）ですね！
このように茶事では茶懐石のフルコースを堪能できます。
全てが美味しく上品ですが、これらも茶を引き立てるものです。
All dishes are to support role to tea!
なのですね。季節のものを格別なもてなしでいただき、お腹がいっぱいで着物が若干苦しくなりますが心も満たされ大満足です。その後のお茶の美味しさはいうまでもありません。茶道の真髄と日本料理の奥深さをじっくり味わえるお茶事はもう病みつきです。
懐石シリーズ 完
