いろはかるたは東京・京都など地域によって
変化があるそうな。
英語で言ってみたらどうなるでしょう。
ここは東京!ってことで
江戸編いろはかるたでお送りします。
いろはかるたの「み」は一体なんでしょう?
「身から出た錆(さび)」です。
自分の行いが悪く、その結果自分で自分の首を絞めてしまう
ことになることを言います。
刀身から出たサビはそのままにしておくと
刀身をボロボロにして腐らせてしまうことに由来します。
同義語では
「自業自得」「因果応報」などという表現があります。
英語では、
Self do self have.
(セルフデューセルフハヴ)
自分でしたことは自分に帰す。
An ill life an ill end.
(アンイルライフアンイルエンド)
悪い生き方をするとその終わり
(死)もよくないものだ。
という表現があります。
身から出たサビの身は刀のことです。
このように日本のことわざには
刀にまつわるものが多くあります。
さすが侍の国ですね。
・しのぎをけずる
鎬=刀と棟の間の線
競争し合うこと。
・せっぱつまる
切羽=刀のつばを抑えるための金具
身動き取れなく追い込まれること。
・ソリが合わない
鞘の形は刀一つ一つ違うことから
相性が合わないこと。
・もとのさやにおさまる
いわゆるもとさや〜。
あるあるそーいうこと。
・つけやきば
刃がなくなった刀にとりあえず焼き足したことから
間に合わせという意味になります。
単刀直入に申しまして、「つけやきば」
よくやっちゃいまして「身から出た錆」
となることがあります。
焼きを入れなくては!ですね
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