昭和を代表する名画と言えば「男はつらいよ」ですね。主人公寅さんの破天荒ぶりに親戚も近所もみんな翻弄されてそれでもその粋な振る舞いとユーモア溢れる言葉のセンスで多くの人を魅了します。
男はつらいよ= What is a guy to do in a world like this?
文字通りに言えば「It is hard to live as a guy.」ですね。右も見ても左を見てもなかなかこんな男性はいないでしょう。言葉は荒くても懐でかい。そんな昭和の日本男児「寅さん」の恋愛指南いかがでしょうか。
男はつらいよ公式HPより
「満男、お前、はやくでっかくなって親孝行するんだぞ」
Mitsuo, you should grow up (quickly) and be a good son for your parents.….and take care of your parents
妹さくらには息子が一人生まれます。その名が満男。反面教師のおじさんのおかげで!?立派にすくすく育ちます。さて、親孝行という言葉を辞書で引くと Filial pietyという言葉が出てきます。
これは儒教の教え「孝」を意味し親を敬うという教えです。この表現では堅すぎるので、take care ofの方が良いと思い、そのように訳してみました。
親孝行とは何なのか・・・時に考えることがありますが結局のところ、自立し一人で生き抜く力を持つことそこにhappinessが加わることが親孝行になるではと思う今日この頃です。