├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.24:野点

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

 

今回は「野点」です。

 

 

野点(野だて)とは野外で行う茶道の点前・茶会のことです。

 

Outside tea ceremony

と申しましょう。

 

 

赤い毛氈を敷いて、傘を立てて…と想像できます。

ベンチのような赤い椅子に座ることもありますね。

 

 

メインのお客を正客(しょうきゃく)と言います。

まさにmain guestです。

 

この場合、野点の正客は野犬です。笑

The main guest at the outside tea ceremony is a stray dog!

 

 

 

茶道では、次の客を「次客」(じきゃく)

最後の客を詰(つめ)と呼びます。

英語では second guest, last guestでよいでしょう。

 

またお点前をする人を東(とう)

その補佐役をする人を半東(はんとう)と言います。

 

英語では亭主のことなのでhost, host’s assistantですね。

 

 

正客にちゃっかり座って

お茶を楽しむなんて、なかなか風情のあるワンちゃんですね。

 

 

—–

タイトルとURLをコピーしました