├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.26:出前

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

 

 

今回は「出前」です。

 

出前=food delivery です。

 

出前をとるというのは昭和時代の文化の一つです。

思えば黒電話の隣に

蕎麦屋、ラーメン屋、寿司屋のメニューと電話帳がありました。

 

I want to oder soba delivery today.

(今日は蕎麦の出前にしよう)

 

と言います。

 

 

出前館やfine dining、またはuber eatsなど

様々なデリバリーサービスがありますが、

いわゆる出前とは異なります。

 

サザエさん時代の出前といえば

オカモチに重い丼やお重を詰めて

バランスよく運んでくれましたね。

 

もしくはそれ専用のバイクにお盆ごと乗せて素早く

運んでくるのは職人技と言えます。

 

 

そして最大の違いは空いたお皿や丼を洗って返却すること。

こうすることでお店に「ごちそうさま」のメッセージが

伝えられるような気がします。

 

 

 

さて、アメリカで出前といえばピザですが、

さらに幅広いサービスが提供されているようですね。

 

 

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