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心にしみるジブリ映画の食べ物:天空の城ラピュタ「パズーのお手軽ランチ」

ジブリ映画は心のふるさと言っても過言ではありません。となりのトトロ、魔女の宅急便、風の谷のナウシカなどなど当時台詞を暗記してしまうほどそれこそ穴が開くほど何回も見たという人もいるでしょう。

幼い頃に見た記憶から大人になってまた見ると感じ方もまた異なり新たなことを学ぶものです。自分の成長を確認するように時々見てしまうのがジブリ映画ではないでしょうか。

さて、このジブリの名物の一つに美味しい食べ物があります。どれもこれも素朴なのに美味しそう。心を満たす素敵な料理ばかりです。今回は「天空の城ラピュタ」よりジブリ飯の代表とも言える料理を紹介しましょう。ラピュタパンとも言われるパズーお手製ランチです。

引用元

トーストの目玉焼きのせ♪

英語ではa slice of toast topped with sunny-side up eggと言います。卵の焼き方はよく聞かれる英会話の定番ですね。目玉焼きですが、焼き方は様々にありますね。

fried egg(目玉焼き全般を指す)
over easy(黄身が柔らかい)
over medium(中くらいの固さ)
over hard(固め)
sunny side up(黄身が半熟状態)、またトロトロの黄身の場合はover lightなどと言います。

 

Lost in Mine(鉱山で迷う)がこのシーンです。

パズー:はい。

シータ:嬉しい!お腹ペコペコだったの。

パズー:あとりんごが一個に飴玉が二つ。

シータ:まあ。パズーのカバンて魔法の鞄みたいね。なんでも出てくるもの。

・・・

・・・

パズー:ゴンドア、ずーっと北の山奥だね。

シータ:私、父も母も死んじゃったけど家と畑を残してくれたのでなんとか一人でやっていたの。

引用元

では英語バージョンを見ていきましょう。

Pazu: There you go.

Sheeta: Thank you. I’m glad you brought some food. I’m starving.

Pazu: For dessert, I’ve got a green apple and candy.

Sheeta: Really? You know that bag of yours must be magic.

Sheeta: It’s always got just what we need.

Pazu: You see?

Pazu: Not bad, huh?

Pazu: Sheeta, where do you exactly come from?

Sheeta: I cam from Gondua, deep in the northern mountains.

Sheeta: I used to live there with my parents and we were very happy.

Sheeta: When my mother and my father died, I was all alone.

Sheeta: The only thing the kept me going was the farm and taking care of my animals.

 

日本語バージョンの方が圧倒的にセリフが少なく、また無言のシーンが多いことがわかります。例えばトーストを食べるシーン。英語版パズーは、美味しいでしょう?とシータに確認していますね。日本語版はただ黙って二人で食べます。そしてシータの生い立ちを話すシーン。ここでは英語バージョンは質問・応答という形式ですが、日本語はシータがさっくり生い立ちを説明するにとどまります。発話には理由があり、質疑があれば受け手があるという英語らしい構造ですね。

・以心伝心
・いわぬは言うにまさる
・秘すれば花

・Don’t bear around the bush(遠回しにいうな)
・Conversation teaches more than meditation(一人で考えるよりみんなで考えた方がより深く学べる)
言葉に関する日米のことわざです。言葉をどう使うか、まさに文化の違いが現れているシーンではないでしょうか。皆さんはどちらがお好みですか?

 

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