ジブリ映画は心のふるさと言っても過言ではありません。
となりのトトロ、魔女の宅急便、風の谷のナウシカなどなど
当時台詞を暗記してしまうのですから。
幼い頃に見た記憶から
大人になってまた見ると感じ方もまた異なり
新たなことを学ぶものです。
自分の成長を確認するように何回も見てしまうのがジブリ映画
ではないでしょうか。
さて、このジブリの名物の一つに美味しい食べ物があります。
どれもこれも素朴なのに美味しそう。
心を満たす素敵な料理ばかりです。
今回は特に私が好きなジブリソールフードを英語で紹介しましょう。
お気付きですか?実はジブリ映画は英語学習にも最適です。
なぜなら日本語の台詞を覚えているから♪
英語もすっと意味が入ってきやすいのです。
魔女の宅急便「Kiki’s Delivery Service」から
美味しいご飯を紹介しましょう!
<英語版>
Kiki: My name is Kiki, and I am a witch.
Madame:
Mmm. Oh my, what a pretty witch you are.
I’m so sorry, but that special treat you supposed to deliver isn’t ready yet.
special treat=特別な料理
あなたが配達する予定だった特製料理
I think there’s something wrong with it.
どこか調子が悪いという定型句です。
There is something wrong with A.
Something is wrong with A.
It’s got a mind of its own, and it doesn’t want to heat up.
get a mind of its own=それ自身で意思を持つ、勝手に振る舞うという意味です。
面白い表現ですね。
It’s old. Like me, it’s seen better days.
I was hoping you’d be able to deliver a dish to my granddauther’s birthday party.
granddaughter=孫娘
It’s my specialty, herring and pumpking potpie.
herring=ニシン
But I must admit defeat.
admit=認める
defeat=負け
<日本語版>
キキ:魔女のキキと申します
老婦人:
かわいい魔女さんだこと…
それがね、お料理がまだ焼けてないのよ。
オーブンの温度が上がらないの。おかしいわねぇ。
ダメね 機械も人も年を取ると。
孫に温かいお料理を と思ったのよ私の自慢の料理。
“ニシンとカボチャの包み焼き”
あきらめましょう。
ほぼマダムのセリフのシーン。
彼女が作るニシンとカボチャの包み焼きが美味しそう!
ニシンはherring(ヘリング)と言います。
ちなみに数の子はherring roeと言いますね、私の好物です。
さて、英語版の面白い特徴にお気づきになりましたか?
それは「オーブン」の擬人化です。
It’s got a mind of its own, and it doesn’t want to heat up.
ということで「言うこと聞いてくれなくて、温度を上げたくないみたい」
と言います。
最後はI must admit defeat. といってオーブンに負けた。お手上げだと
いいます。老いていく自分とオーブンを重ね合わせながらも
張り合うようなお茶目なマダムです。
多くの方がこのレシピにチャレンジしているようです。
ニシンとカボチャのパイのレシピ(クックパッドより)
私も作ろうかな〜
いや、やっぱり食べる専門で。
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