長谷川町子作・サザエさん。
日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。
原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、
必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。
祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ
未来の日本を想像したくなりました。
サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。
日本の「昭和」と「英語表現」を学びましょう。
No.5「女らしさ」
サザエさん第一巻より
「生意気な女」・・・なんて
この時代にちょっとでも口にしたら
総スカンをくらいそうですね
「女らしい」はfeminine(フェミニン)と言います。
また、
「女々しい」は・・・たくさんあります!
effeminate
fitty
limp-wristed
panisified
pansy
sissy
unmanly
unmasculine
・・・・
まだまだ・・・
(英辞郎より)
どれも弱々しい男性を蔑視するような
表現ばかり。
単語が多いということは
それだけ思いや感情があるということ。
女性は低い地位であったことが明らかです。
どこかの英会話本に
「家庭らしい女性がいいなあ」
と女性のタイプを聞かれた男性が答えました。
それを
「I like a homely woman」と訳してあり
ネイティブに確認したところ・・・
他に取り柄がないという印象を持たれ
全く褒め言葉ではないと言ったので驚きました。
そもそも家庭的=理想の女性
というイメージ思い込みは社会が作った
「偏り」なのでしょう。
でもね、
feminineでいることも大事と思うことも多々あり。
・・・
とぼんやり考えながら
あたりめをかじりつつ
ぐびっと缶ビールを飲む自分に苦笑い
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