├温故知新の「サザエさん」

サザエさんで学ぶ「昭和」と「English」No.6:女らしさ

長谷川町子作・サザエさん。

日本の家族の一つの形、一つの時代を描きます。

 

原作4コマ漫画には、日本の古き良き時代、

必死に生き抜いた人々の生活が溢れています。

 

祖父母、両親が生きてきた時代をたどりつつ

未来の日本を想像したくなりました。

 

サザエさんの漫画を通じて和洋を探求します。

日本の「昭和」と「英語表現」を学びましょう。

 

 

 

No.5「女らしさ」

 

サザエさん第一巻より

 

 

「生意気な女」・・・なんて

この時代にちょっとでも口にしたら

総スカンをくらいそうですね真顔

 

 

「女らしい」はfeminine(フェミニン)と言います。

 

また、

「女々しい」は・・・たくさんあります!

effeminate

fitty

limp-wristed

panisified

pansy

sissy

unmanly

unmasculine

・・・・

まだまだ・・・

(英辞郎より)

 

どれも弱々しい男性を蔑視するような

表現ばかり。

単語が多いということは

それだけ思いや感情があるということ。

女性は低い地位であったことが明らかです。

 

 

どこかの英会話本に

「家庭らしい女性がいいなあ」

と女性のタイプを聞かれた男性が答えました。

それを

「I like a homely woman」と訳してあり

ネイティブに確認したところ・・・

 

 

他に取り柄がないという印象を持たれ

全く褒め言葉ではないと言ったので驚きました。

 

 

そもそも家庭的=理想の女性

というイメージ思い込みは社会が作った

「偏り」なのでしょう。

 

 

でもね、

feminineでいることも大事と思うことも多々あり。

・・・

 

とぼんやり考えながら

あたりめをかじりつつ

ぐびっと缶ビールを飲む自分に苦笑いニヒヒ

 

 

 

 

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